大学存続危機の時代

私立大学の募集停止、というと
地方にある大学、というイメージをもたれるでしょうが
どこにあろうが
志願者を獲得するのが困難な大学だと
起こりうる事態なのです。
日本私立学校振興・共済事業団の調査では、昨春の入試で47・1%に当たる266校が定員割れだった。

単科大学
さらに偏差値が低かったりすると
かなり志願者の獲得が難しくなるのが実情です。
【追記】
兵庫県内の別の法人の大学も募集停止というニュースが6月11日に出ました。
Moreの先に追記します。
兵庫県の聖トマス大が募集停止 「学校運営が困難」
Excite エキサイト : 社会ニュース

神戸新聞にも同様の記事が出ております。
00年度以降、ほぼ毎年のように定員割れになっていた。入学者は08年度で78人、09年度で110人と定員(250人)を大幅に下回り、累積赤字は20億円に上るという。
コレでは到底やっていけませんよね。
続ければ続けるほど赤字が拡大する、ということで苦渋の決断でしょう。
引用部分は読売新聞関西版WEBの記事より
産経新聞のサイトiza!にも同様の記事があります。

聖トマス大学公式HP

関西地域では、学生募集停止ではなく、
他の大学に吸収される形で存続する、ということが
しばしば見られます。

独立行政法人立(もともとの国立)では 
大阪大学に大阪外国語大学が、神戸大学に神戸商船大学がそれぞれ吸収されましたし
私立では
関西学院大学に聖和大学が吸収されています。
また
募集停止した短大・大学の校舎を
壊してしまうのではなく、
全く別の学校法人が買い取り、
全く別の大学として再生するというケース

兵庫県内(姫路近郊)では
近畿福祉大学、近大姫路大学の2つが記憶にあります。
(どちらも新しくできた大学は医療・教育系)

現在の学生が卒業した後、
聖トマス大学(というより、旧校名の英知大学のほうが私にはピンと来るのですが・汗)
はどうなるのか、
非常に気にかかります。

若者の有名大学志向、
自己評価が正確でないからだ、という謗りがあるようですが
いや、まて
有名で人気のある大学でないと
いつの間にか存在しなくなるかもしれないぞ、

自分が寄りかかれる場所を確実なものにしたいから
リスク回避している
だけなのかもしれないですね。
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始まった「大学淘汰」 聖トマス大「敗戦の弁」(連載「大学崩壊」第11回/募集停止続々)
Excite エキサイト : 社会ニュース




神戸新聞に続きの記事があります。

人気大学以外は他所事とはいえないんですな、ウン。

【追記】
神戸ファッション造形大 来春から新入生募集停止(神戸新聞WEBより)
神戸ファッション造形大短大部は1967年に明石女子短大として開学し、90年に神戸文化短大と改称。2005年には4年制の神戸ファッション造形大(1学部)が新設された。
 だが同大は開設当初から定員割れが続き、今春の入学生は大学35人(定員100人)、短大部19人(同70人)だった。現在、両校には計204人の学生が在籍している。
 同大によると、新入生の募集停止は3月末の理事会で決定。すでに文部科学省への届け出を済ませているという。


いっとき、大学の校名に 神戸 をつけると志願者が集まる っていう傾向があったことを思い出しました。

あとで、卒業証明書や成績証明書が必要になる
ってことが
人生の転換点においてはちょくちょくあったりします。
募集停止になっても学生の諸証明の発行のために必要なデータは
責任もって引き継いでいってもらわないと困るんですけどねえ・・・。
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by gabefunyaa | 2009-06-07 09:53 | 教育談義 | Trackback(1) | Comments(3)

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Tracked from kaizinBlog at 2009-06-11 14:43
タイトル : 次年度よりの学生募集停止
聖トマス大、次年度の募集停止 定員割れが続き、新入生の募集停止を決めた聖トマス大学(兵庫県尼崎市)。森田和一理事長は、6日の会見で「苦渋の決断」を強調した。近年は大学名の改称や学科の改組など次々と対策を打ち出してきたが、少子化の“大波”にはあらがえなかった。他大学との統合か、閉校か。今後の行方は不透明で、学生や卒業生らは「あまりに突然」と驚きの声を上げた。 会見で小田武彦学長は「募集を停止するだけで閉校ではない。在学生が胸を張って社会に飛び立てるよう、教職員一同、精いっぱい尽くしていく覚悟」...... more
Commented by i0812n at 2009-06-07 16:10
こんにちは。吸収合併、多いですね。地元でもある高校が、もう
すぐ廃校になり、またA中学がB中学と吸収合併になります。やはり少子化が進んでいるので、それだけ深刻なんでしょうね。

大学にしろ、高校にしろ定員割れがよく目立ちますね。そして私が行っているある大学校も、定員割れのクラス・学年がありますし、途中でやめていく人も見られます。
Commented by gabefunyaa at 2009-06-07 16:34

>はまかぜマリンワールドさん こんにちは。
大学の定員割れ、ひょっとしたら供給過剰が原因では?
と思うことがあります。
丙午なもので、少子化といわれても私の年次を高校生の人口が下回り始めたのはごく最近のこと、ソレに対して大学の入学定員が多すぎるって感じなんですよ。
経済的にもこの不況下、大学に行くことに魅力を感じない(資格が取れたり、就職活動で有利になる大学ならそんなこともないのかもしれませんが)ことが増えるのでしょうね。
高校、私立の場合、経済的事情で辞めることが増えてるみたいです。

自宅から簡単に通学できない地域の生徒に配慮せよ、ってことでいま阪神地域では定時制の統廃合が揉めてます。
「おぃおぃ、但馬地域なんて全日制でも通学事情もっと過酷だぞ」
と突っ込みたくなる私がいますが、
周囲から明らかに浮きあがるので言わないことにしてごまかしてます。
Commented by peugeot206ccs16 at 2009-06-11 00:39
結構前から定員割れが常態化してる大学がある、ってな
話は見聞きしていましたが、こうなってくるとやっぱり
供給過剰なのではないか、とも思いますね。ワタクシの
世代の前後数年はめちゃめちゃ人がいたので、需要と供給
が釣り合っていたんでしょうが、さすがに人が少なくなって
くると、より名前の知れた学校に人が集まるのは仕方ない
ところかなぁ、と。寄らば大樹の何とやら、ってヤツですかね。
専門学校は輪をかけて厳しい状況に陥っているようなので、
いずれ相当数が淘汰されてしまうのでは、と思ったりしてます。

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