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そんなことをここで伝えられても

「連らく帳の点検をしていただいていますでしょうか?
忘れ物があったり,連絡袋にプリントが入ったまま
だったりということがあります。
毎日,目を通していただききますよう,よろしく
お願いいたします。
」(現文ママ)

という「連絡」が書いてある学年便りを
小学1年生の下の息子
が私に手渡さずそのままにしていたのを
部屋の掃除をしていた上の息子(小学3年生)が見つけたようだった

あのさあ・・・毎日目を通している保護者にしか
これをプリントに書いた場合 伝わらないでしょ?

連絡プリントや連絡帳が入っている袋を毎日持って行きかえりして
連絡事項があれば
親と教師の橋渡しをすることになっているのだが
教師側の理想の通りには機能していないから
これを書いている気持ちはわからんでもないが
熱心な親には失笑され
ちゃんと目を通すことの重要性に気付いていない親には
結局伝わらないままになること
少し考えればわかりそうなものなのだが…

(1)週5日制や児童の質の変化によって
「授業およびその準備以外の校務を片付けるための時間の不足」が
小学校教師の労働環境を悪くしている
こういうマヌケな連絡となる
あるいは
(2)教員養成するシステムに問題があり
世論が煽り立てるとおりに小学校教師の質が下がり
伝えたいメッセージを
ターゲットとなる相手に届くように伝える手段を選ぶことすらできない
こういうマヌケな連絡となる
どっちなんでしょうかねえ

「学校という社会」のおきてを守らないと
おきて破りとして役立たずの烙印を押されかねないことに
まだ学校暮らしが短いため 小学生(およびその保護者)は気が付いていないらしい
やがて高校生ともなると 
かつての私のように
「この連絡プリントは中味が無いから渡さなくてもええ
これは重要だから急いで渡そう」と情報の取捨選択を身につけるのだろうか
それともその頃には 連絡事項は電子メールで各家庭へと配信されるのだろうか

by gabefunyaa | 2005-02-13 14:27 | 教育談義 | Trackback | Comments(2)

Commented by 昨年度PTA役員 at 2005-02-13 15:25 x
先生のせいというよりも保護者側の問題じゃないでしょうかねぇ。

昨年、役員をやりましたが連絡の徹底には頭を抱えました(泣

プリント渡しても読んでもらえない。
懇談会や行事の際呼びかけようにも出席率が低い。
連絡網で回すにも、不在家庭が多く緊急時役に立たない。

本当に、どうしたら確実に隅々に伝わるんだろうかと
思考錯誤の一年でした。
結局、私の部の最重要事項であったパトロール当番表と
緊急時連絡網(これは災害及び事件・事故発生時等のみに
使う超シークレット)配布は、手渡し・本人確認印を頂くという
超アナログな方法で各家庭に渡したのでした。

私は(1)のほうかと。
うちの子の1年時の担任は連絡帳に保護者の見ました印がないと
電話で説教されました(汗
今思えば、熱心な先生だったんですよね。

どういう連絡方法が一番いいと思われますか?
参考までにお聞かせ下さい。

長文失礼しました。
Commented by gabefunyaa at 2005-02-13 16:10
さっそくのコメントありがとうございます
>どういう連絡方法が一番いいと思われますか?
「1つの方法だけで万全と考えるのをやめる」のがいいと思います
>連絡網で回すにも、不在家庭が多く緊急時役に立たない。
これは電話が在宅で無いと利用不可能なツールとなっているからですよね?そうでなかったら不在でも使えますよ。我が家の場合(私の仕事の連絡を逃すわけにはいかないので)在宅している家族がちゃんとメモを取るOR留守番電話が利用されているので、(前もっていなければ次へ回すように依頼しておく)PTA関連の連絡についても困りませんでした
・・・実は私も役員をやっていた年が有り、次のヒトが『忙しい』を理由に全く参加しない、連絡をご家庭にしたら「○○←役員になっているヒトは忙しいといってるだろう」と御主人(?)に逆ギレされ「私は連絡をしているだけですから、おっしゃりたいことが有るなら直接、会長にお願いします」と説教してしまいましたよ。
「1番よい方法」「1番良い活動時間帯」を限定してしまうとさまざまな事柄が成り立たない多様化の時代であることが、小学校側にはわかってはいない気がしてなりません。

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