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忘れ去られている 震災

ブログ・スローライフで歩こう の記事あの時神戸は瓦礫いっぱいだった
にもあるように
つい10年前のことですら
直接の体験の無いヒトにとっては
遠い昔の記憶になりつつあるのですが
神戸新聞の書評(2月13日付)を
何気なく職場の新聞置場で眺めていて
たぬきは絶句してしまったのです




たくさんのヒトが犠牲になったというイメージの有る
阪神淡路大震災の死亡率が住民の0.7%
(どこの地域の数字かまでは丁寧に読まなかったのだが)
それに対して
北但大震災(大正14年5月、マグニチュード7.0)の
城崎町内における死亡率は6%だったというのだ
そしてそのことはあまり知られていないという
私は隣町である兵庫県豊岡市に生まれ育ち
北但大地震のとき大火災が発生したことを
避難訓練のたびごとに聞いていたのだが
ここまで住民の死亡率が高いとは思ってもいなかったのです

「今日我々が目にする、玄武岩による大谿川の護岸、
太鼓橋、柳や桜の並木などの落ち着いた城崎の佇まいは、
大正初期の志賀直哉の目に映ったものではなく、震災復興を機に
新たに計画的に創造されたものであり、岡田信一郎の建築・都市
デザイン力と吉田享二の建築材料の研究蓄積に基づく実践的な
都市デザインの結晶」
なのである(これも知りませんでした)

兵庫県立歴史博物館でも
震災についての催しが行われています
機会があれば足を運んでみてください

さて 大地震の時を想定して
児童・生徒を保護者が迎えに来る「引き取り訓練」が行われる報道を
何回もみた事があるのですが
果たして帰宅させることにメリットがあるのかを
消防自動車などが入り難い道路事情の有る東京の都市部では
じっくり考えてみて欲しいです
保護者に引き渡せば 学校側としてはそれ以上責任を負わなくて済む
という消極的取り組みではなく
児童・生徒の安全をまず第1に考えて行動しなければいけないはずですよね

by gabefunyaa | 2005-02-28 07:11 | 天変地異 | Trackback | Comments(0)

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