生涯学習における不易・流行

 教委のニーズ把握不十分 生涯学習のテーマ (エキサイト社会ニュース)
 うーん わかっていないのは 教育委員会のヒトではなく
 むしろ 




 文部科学省のヒトが (生涯学習における)ニーズという語の
 本質を わかっていないような気がするなあ
 というのも
 1月31日に単位修得試験を受けてきたばかりの
 『放送大学大学院科目 生涯学習論('02)』では
 学習者が提供して欲しい と思うものには needs と wants がある
 needs は 本質的なもの(不易)
 wants は 時代の気分によるもの(流行)
 行政が 生涯学習 として 住民に提供するのは給付行政
 (助成行政に 接近しつつあるとの意見もあるが)
 だと いう論になっています
 (レポート課題が 公民館を中心とする 社会教育活動
 利用者の needs と wants についてのものでした)
 上記ニュースからの引用
 生涯学習で学習者が関心を持っているテーマは情報やコンピューター、資格取得が多いのに、
教育委員会は医療や福祉、少子高齢化にニーズがあると考える

 情報やコンピュータはたしかに needs (これからの世の中を切り開いていくための素養)
でしょうが
 資格取得は 
 民間のカルチャーセンターや大学・専門学校が提供する分野であって
 かなり 流行によるもの wants だから
 学習者が 提供を受けるための場所を アレンジする程度のことは
 「助成行政」だから 関与しても 良いとして
 給付行政 という 観点から考えると
 積極的に wantsである資格取得プログラムを 
 教育委員会の社会教育担当が提供するのは
 本筋を 大きく ずれて しまうのではないでしょうか
 教育委員会の考えている 医療や福祉、少子高齢化 は 
 『生涯学習論('02)』における 文字通りのneeds
 意識はされていないけれども
 これからの世の中を切り開いていくために 必要な事柄
 学習者が関心を持っている資格の取得は wants なんですよ 

 文科省は「教委の把握が不十分なことが分かった。社会教育の取り組み方に工夫の余地がある」としている。
 生涯学習活動における 
 学習者のneeds という 語の
 内容把握が不十分なのは
 文科省の皆さんたち ですから、残念
 官僚になりたいから ってので 
 大蔵省や自治省をあきらめて しょうがなく文部省入りしている 
 行政職1種で 国家公務員試験に合格した
 それまでは 全然 生涯学習の学術用語に 興味の無かった人達 切りー

 ・・・拙者、教育職1種で合格するも
  文部省の 官庁面接で ふるい落とされた過去ありますから
 (大蔵省という単語で,かなり前であるとわかりますね)ー切腹ー
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by gabefunyaa | 2006-02-01 06:37 | 教育談義 | Trackback | Comments(2)

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Commented by rabbitfootmh at 2006-02-01 10:46
“お上”が何から何まで国民の面倒を見てやらなければ、という発想が、社会主義的で国民をバカにしたものではないでしょうか?
それと、日々の生活に必要な常識や知識は、新聞やテレビなどのメディアが「正確に」提供してくれればそれで事足りると思うのですが・・・正確なものが少な過ぎるのも問題かと。
Commented by gabefunyaa at 2006-02-01 15:09

社会教育は、むしろニューカマーのほうを向くべきなのかもしれませんね。
とはいえ,日々の生活に必要な、範囲をすべてメディアが提供してくれるというのは、ちょっと無茶だと思います。
というのも、その範囲が、かなり社会的立場によって異なるから。
そして民営メディアは、儲けになるもの しかやらないはず・・・。
多額の助成金でももらえるなら話は別でしょうけどw。
社会教育は中立たり得ず、政府の主導する側に向く。
また、メディアも中立たり得ないという難しさが、日々の生活に必要な知恵を身につけるためにはありますね。
参考までにrabbitfootmhさんの御意見は『社会教育の終焉』(1986;松下)という書籍に立場が近いようです。

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