2006年 07月 03日
西宮スタジアム跡地開発の抱える問題点
具体的に スタジアム跡地(しかも商業中心地に近い)をどう再開発するのか
(これは現在地から スタジアムを移転させた場合起こりうる問題)
と 広島市民にとって
他所ごとではない問題が含まれているので
とりあえず神戸新聞阪神地域版からのニュース本文をMoreの先へ
西宮スタジアム跡地開発計画 住民ら車増加、環境悪化を懸念
2006/06/24
大型商業施設の建設が予定される阪急西宮スタジアムの跡地=西宮市高松町
こんな場所です
阪急西宮北口駅南東の阪急西宮スタジアム跡地(西宮市高松町)に建設予定の大型商業施設と併せて整備されるアクセス道路をめぐり、一部の住民から、交通量の増加による沿道環境の悪化を危ぶむ声が上がっている。周辺道路を拡幅し、車両の出入り口を限定するなどの対策が示されているものの、利用車両は日に一万台と試算される。「渋滞による排ガスが心配」といった不安は消えない。(伊藤大介)
阪急電鉄によると、スタジアム跡地は約八万二千平方メートル。開業は二〇〇七年度内の予定で、百貨店や大型スーパー、映画館などが建設される。
開発計画では、敷地内にアクセス道路を新たに整備。現在、敷地の西、南側は都市計画道路の北口線と山手幹線が通っており、アクセス道路ができることで、ほかの道路から県道西宮豊中線への通行がスムーズになる。
計画を不安視しているのが、スタジアム跡地の北、東側の住民。例えば、地域の中を県道西宮豊中線が走る高松町。県道は主に沿道住民らの生活道路として利用されているが、山手幹線に平行しており、アクセス道路の完成後は、同幹線のバイパスとしても使われそうだ。
このため同社はアクセス道路への過度の流入を防ぐため、施設への入出庫を一方向に制限。さらに道路沿いに緑地帯を整備する案を示している。
これに対し、住民側は、「それでも夜間や週末は今まで以上に通過交通が増える」と指摘する。またスタジアム跡地から県道西宮豊中線を一・三キロ東に進んだ上武庫橋が、〇八年に現在の道路幅四・五メートルから十一・五メートルに架け替えられる予定で、完成後、交通量増加は避けられないという。
県道西宮豊中線沿いの瓦林町に住む松井幸雄町内会長は「昔は静かな地域だったのに、震災以降は明らかに抜け道として通る車が増えた。阪急や行政はどんな対策を取るのか」と憤る。
一方で、商業施設を前向きにとらえる声も出ている。西福町の吉田重信自治会長は「震災以降、復興街づくりで駅周辺は北側ばかりにぎやかになった。南側も芸術文化センターができ、さらに大型商業施設ができれば人の流れが生まれ、街が活気づく」と話す。
同社は「今後も必要があれば説明会などを開き、住民の理解を求めていきたい」と話している。
by gabefunyaa | 2006-07-03 19:36 | テーマトーク | Trackback | Comments(0)