競争原理の世の中といいつつ・・・

大半の事業分野については
競争原理だの民間活力の導入だのと
標榜する政府ではありますが
こと教育現場においては
自分たちの権益を守ることに終始しており
民間=私立学校法人=は
わりを食う立場にあるようです。


<教育3法案>衆院本会議で可決 自公賛成多数でExcite エキサイト : 政治ニュース
何が問題なのか。
一つは 
学校教育法および地方教育行政法の内容変更によって
国から私学教育への 不当な干渉がしやすくなること。
もう一つは
教員免許法の内容変更によって
私学の教員の確保が困難になる恐れがあること。


不適格教員の現場からの排除が目的であるならば
公務員は
身分が保証されているのでクビにするのは難しいから
教員免許を失効させてしまえ
という 
妙に論理が単純化されてすりかえられた変な話にはならないはずなんです。

教員免許を持っているものの
教育実習以外は教壇に立ったことのない人
きっとたくさんいますよね。
免許更新制度になると
いまは教員をやっていないけれど
セクハラそのほかとんでもない人権侵害をするような不適格教員よりも
ずっとまっとうで教員向けである人が
うっかり更新に行きそびれると
その人の教員免許が失効してしまう
という間抜けな事態が生じるのです。
そして
教員としては適正があるけれども
国のやり方を是としない人の免許を不当に失効させる
という 薄気味悪い事態もありえるわけです。

私学は
非常勤や常勤をどんどん使い捨てざるを得ない状況にあります。

経営上、民間企業であるからにはこうしなきゃならんのでしょうが
雇われる側にとっては たまったものではございません。

この いつクビになるかわからない緊張感 がある ゆえに
質の高い授業を提供する人がいる というのもまた事実w
はい、
人材を確保するためには
教員免許は持っているものの
公立学校の教育現場にいない人
がいなければ
やっていけないわけであります。

そうそう
「高野連の奨学生は認めないという方針」に対しては 
私学中高の学校長が反対意見を唱えております。
学校経営が成り立たなくなるからです。
実のところ
公立学校が荒れていることばかり
クローズアップされておりますが
少子高齢化社会とあいまって 
私学受難なんですよね。
お受験や中学受験をマスコミの力を借りて煽り立てるのも
やむなし、かもしれません。
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by gabefunyaa | 2007-05-18 16:41 | 教育談義 | Trackback | Comments(4)

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Commented by antsuan at 2007-05-18 18:23
反面教師的ではありますが、学歴社会をぶっ壊してくれるのではないかと期待しております。□\(- - ;)
Commented by gabefunyaa at 2007-05-20 09:07

>あんつぁんさん
学歴社会についてはそういうぶっ壊し方もありますね
(あたかも泳ぎを覚えるのに水中に放り込むかのような)
しかし憲法改正手続きのほうは こんな拙速でいいのかなあ?
選挙も何も他人事、っていう人が多いだけに
もっとしっかり時間をかけて「民主主義」の根っこを育ててからでないと
国民投票が、一部の人間による投票にしかならない懸念がぬぐえません。
Commented by おりがみ at 2007-05-20 10:21 x
あんなに勉強して、やっと手に入れた教員免許が、タンスの中で失効するのかと思うと悔しいです。
使ってない方が悪い!とか言われるかもしれませんが、だったらチャンスを与えてよ!!再チャレンジなんでしょ?と言いたい。

Commented by gabefunyaa at 2007-05-20 11:03

>おりがみさん
これでは、教育実習にいく人がいなくなる。
教員の多様性が失われる。
私は意地デモ更新に行きますけどね。
・・・教員免許を持っている赤星くん(他亜大出身者の面々)
どうすんのやろか。

再チャレンジ、したくてもできないことにつながりますよね、たしかに。
教員免許を取るために単位をとっても、大学卒業時以外は申請主義だから
更新のお知らせが来るのかどうかも怪しいような気がするのは私だけ?

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