田舎暮らしを夢見る人に・・・地域格差の現状

私は兵庫県北部の中心都市の出身のため
大抵の用事は徒歩、
悪くしても自転車で今のところはまかなえます。
(ちょっと菩提寺は遠方にあるので、年をとってきたらタクシー利用になるでしょうが)
そんな兵庫県北部の交通のメイン
全但バスがとうとう単独での存続をあきらめたようです。
神姫、全但バスを経営統合 「全但」社名は維持(神戸新聞WEBより)
全但は創業九十年を超す名門だが、近年、乗客減に歯止めがかからない。人口減などもあり、年間の乗客数は約二百七十万人と、一九八〇年代のピーク時の四分の一にまで落ち込んでいる。
 全但の経営は厳しく、経常損益は〇五年度決算で約二億四千万円の赤字を計上。赤字は〇六年度には約二億六千万円に拡大している。県や地元自治体の補助金を受けても採算割れする構造が続いており、昨年秋、全路線の約三割にあたる二十四路線を〇八年十月に休止する経営再建計画を打ち出した。


ちょうど私が高校生・大学生だった頃が1980年代
地元の高校生の人数もそれなりにいた(通学バスの需要があった)
まだ
自動車道がそんなに整備されていなかったこともあり
但馬にやってくる観光客はどこかで宿泊して
他の観光地へ路線バスで移動していた
だから乗客がピークだった
といえるのかもしれません。
(夢千代日記というNHKの湯村温泉を舞台にしたドラマの放送もありました)

全路線の約3割の休止
というニュースに
「え?そんなことなったら、奥のほうに住んどる人
生活成り立たなくなるがな!」

街中住民丸出しの反応をしたのが07年の12月の私でした。

田舎暮らしを考える人結構いると思うのですが
今の日本は
田舎を切り捨てる方向に確実に向かっています。
・・・路線バスで辺境の地を回る旅行
  考えているなら早めにやらないと
  その路線も消えていくかもしれないですよ。
旅行者にとっては、
ああ、残念で済みますが
居住者にとっては
ほんとうに話にならんのです。

追記
神姫バス側は、人材は提供しているものの
この報道を否定しています。→PDFファイル
この先一体どうなってしまうことやら。
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by gabefunyaa | 2008-02-24 09:46 | テーマトーク | Trackback | Comments(4)

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Commented by ABSsuper at 2008-02-24 22:46
どうも。田舎暮らしの田舎もんでございます。
広島県北部も同じように人口減少が続いております。
そういった地域の公共交通機関はみな同じような状況にあり、いつバタバタっといくか分からないギリギリの所にいるようです。

>>居住者にとってはほんとうに話にならん

現代において移動が制限されるなんて、ほとんどの人が実感できないし、想像もつかないでしょうなぁ・・・。
Commented by antsuan at 2008-02-24 23:17
1、アメリカやオーストラリア、スウェーデンなどを思えば未だマシと諦める。
2、道路特定財源を赤字路線バスの補助金に使う。
3、自然保護のために良いと考える。
発想の転換が必要と思います。悪い面もあれば良い面もあります。
Commented by gabefunyaa at 2008-02-25 12:40
☆>ABSsuperさん
人口減少、小都市への集中という形を兵庫県北部では取っております。
領域全体はどんどん落ち込み
旧豊岡市(私の出身エリア)は、ずーっとほぼ人口4万5千人前後
(たぶん50年くらい人口が大きく変動していない)です。
資金に余裕のある人は、バスの通っていないあたりの住居を放棄し、
別宅を豊岡市内に構えております。
余裕のない場合、ご近所のご厚意なしには暮らしが立たない、と。
Commented by gabefunyaa at 2008-02-25 12:44

> antsuanさん
発想の転換が必要とはいえ、住み慣れた場所を放棄して他のところへ移るのは、心情的にも忍びないようですし、上にも書いているとおり先立つものがなきゃ難しいのです。
スモールタウンの奨励だけでなく、耕作地を代行してくれる新規就農者
といったものがなければ山も田畑も荒れてしまいます。
里山という人工的自然は、人の手が入らねば維持できないのです。
>道路特定財源を赤字路線バスの補助金に使う
これ、ぜひやってもらいたいですね!高齢者の通院の足だけは確保したいです。

今は他人事だと思っているであろう郊外のニュータウンの住民にとっても
不採算路線からのバス路線の撤退はやがて他人事ではなくなるはずです。

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