2008年 11月 02日
ノートをとることも重要なのかもしれないが・・・
という書籍が売れているようだ。
ただ、ノートをまとめよう
きれいに書こう
ということにだけ
意識が向きすぎると副作用がある。
そう、字を書くスピードが遅い場合、
作業に追われて
授業のネタを聞くことができない
ということが往々にしてありがちなんだよな。
で、
作業の分を楽にしようとして
穴埋め式のプリントを配ると
楽になった分が
聞く
っていう集中力に向かうのではなく
いらんことをしても
プリントがあるから大丈夫
しかもその授業で配ったプリントを紛失しちゃったりして
テスト直前に、
プリントください、と
のうのうと口にする生徒が増えたりすることもあるんだよな。
ま、
私が目にしているのは
およそ東大など目指さないグループの生徒ではあるんだけど(汗)
中学生の頃、
学校を休んだとき、授業のノートは
中程度の成績でまじめな女子に借りて
授業の中身は
成績のいいほかの生徒に聞いてました。
そう、
私が知りたかったのは
単なる知識の羅列っていうより
授業のネタだったから。
定期テストレベルでは授業のネタは効いてこないけど
長い目線では効いてくるのです
ただ、市販の参考書類を使って学力がのびるのは
見るだけで覚えられるタイプ
の人だけであることも事実。
私は書かないことには定着しないタイプなので
市販の公式集などを眺めていれば済む人は
楽でいいなあ、と思ってます。
しかしきれいにノートをまとめていると
問題演習のための時間が取れない科目の場合
演習で慣れる部分が多いなら
ノートは後回しでも、しょうがないと思う。
すべてをクリアするのは難しいから。
by gabefunyaa | 2008-11-02 21:58 | 教育談義 | Trackback | Comments(2)
>すどうさん
ペンをたくさん持つこと、ってのは中学生・高校生にとっては嬉しいものかもしれないですよね。
さて、ノート提出が本末転倒になっている実情もあったりします。
そう、
ノート提出がなければノートを取らない。
一体何しに授業を受けているのだか・・・。
聞いただけでは忘れてしまうので、その補助手段がノートであるはずなのに、提出して点数を稼ぐための道具(苦笑)に成り下がっていたりもします。