カテゴリ:教育談義( 263 )

今迄が危機感なさすぎたんじゃないのか?

技術、美術の教員いない 福岡の複数中学、2ヵ月授業ゼロも こま数少なく非正規を敬遠?
自分の担当教科で仕事が見つからず
どうしたらええねん?!状態で
ちょっと違う仕事にありついて何とか糊口をしのいでいる私みたいな
講師で何とか食べてる人間からしたら
もう、タイトルのことしか言えなかったりするわけですよ。
それから、私は子持ちのおばちゃん=元保護者でもあるわけですから
親や生徒の不安感も何となく理解できます

まず、学校が小規模化してくるとその科目の担当者の持ち時間が減少することは
最初っから予測がついてますよなあ。
それに対応した教員採用・教員養成のあり方を
当該自治体が考える必要性がもっと前からあったんですよね

福岡県、小規模校がたくさんある田舎エリアが狭かったんでしょうかねえ・・・
都市部が多いイメージの兵庫県ではありますが
私が生まれ育った但馬エリア
もともと人口が少なく、小規模な小中学校が多い
という特徴がありました。
最近は、さらなる人口減少で統廃合も進んでるんですけどさ。

こういう環境だと、
教員が複数の免許を持ち、複数科目を担当して授業を行う
ってのは日常茶飯事なんですよ。
例えば、私が中学時代お世話になっていた先生方
家庭科:ここでは規模が大きいから家庭科だけで楽だけど
私はほぼ全部の教員免許もってるから何でも担当できるよ
社会科・美術:クラス担任も持ちつつ、美術の授業と社会科の授業を兼務
理科・音楽:理科の授業と音楽の授業を兼務
でありました。
当然のように高校にもその流れは及んでおりまして、
私が教育実習で物理でお世話になった先生は
メインは物理なんですが、数学も持ってるという。

そんな環境で育つとどうなるかというと、
免許状は1つではなく
複数科目(あるいは複数校種)持つのが常識
になるんですわなあ。

県内にある大学の教育学部でも
副専攻という形で、本来のものに合わせて
別の教科の免許状を取れる
ようにしてましたし

(もう受験することがなくなったので古い資料捨てちゃったけど)
記憶をたどってみると、高校の情報と中学の技術家庭科
所謂主要科目(英数理国社)の免許状も併せ持つものであることが望ましい
と教員採用試験の受験要領にも書いてあったような

福岡県の事例、すごく後手後手に回っちゃってるんですが
こういうことやっていってサービスの質を維持できてこその
公教育だと思うんですよね、ええ。


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by gabefunyaa | 2017-06-01 15:38 | 教育談義 | Trackback | Comments(2)

世間様は今頃気づいたのかよ(驚き)

いま、ちょっとWEB上で話題になってる記事が
モンキー高校と侮蔑される教育困難校の実態
というものなんですが、

世間の多くの人にとっては知らなかったことだったのかよ!

とびっくりしております。

知ってる範囲では、
結構チャイム鳴っても生徒が教室に入ってくれないところ
ありましたよ。
ええもう、仕事はまず「チャイム鳴ったで!教室入って出席取らんと遅刻扱いになるで」
というところから始まるわけで
それが常態化した後で
まともな学校に職場が変わるともう
「うわー、羊飼い(の犬)みたいに追い立なくていいんだ…」としか思えない、と。

サブタイトルに スマホ取り上げないと云々
とありましたが
まあ一応、授業聞いてるふりくらいはしてくれる程度の気の利く生徒のほうが
私の出会った生徒には多かったですよ。

実際のところ、高校のランクによってかなり違うんだな、ってので
いろいろと考えさせられたことあります。
(考えさせられたことについては、また、後日)

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by gabefunyaa | 2016-10-20 17:10 | 教育談義 | Trackback | Comments(0)

おいおいちょっとまて

もうねえ、吹き出しちゃいましたよ。
いまの高校生は物理が必修じゃなくなっている

書いてるライターさんがどのくらいの年配の方だか存じ上げないのですが
理科Ⅰ+理科1科目必修時代ですよ、今50歳になろうとする私の学年で既に。
4科目とも必修だったのって、おそらく昭和です。

今の高校生、一昔前より物理領域を選択する人増えてます
以前は 物理・化学・生物・地学の下位科目(Ⅰのついた科目)2つを選択するのが必修だったり
理科基礎+いずれか1つの科目(理科基礎にAとBがあって、片方は物理っぽかったけどねw)

文系だと物理をやらないで卒業するパターンが一般的でしたが
今は物理基礎・生物基礎・化学基礎の3つを選択する学校が多くなってきております。
なかには文系には地学基礎をってところもあるんですが
大半が1年・2年あたりで化学基礎・生物基礎を履修、
その上にもう一科目基礎付きでってのが文系の代表的パターン

地学をやるよりも物理を選ぶ学校が多い気がしてます。
ええ、お陰様で
理科Ⅰ時代に文系の生徒に物理領域を指導してて以来なんで
20有余年ぶりに
理系でない生徒さんに物理領域の授業させていただいてます。

ええもうほんと有難い!!

なので「この記事タイトル」みて
・・・物理の履修者が減ってなんで物理のお仕事にありつけるんや、そんなわけないやろ
と、思いっきり突っ込んでしまいましたよ。

現場の実際の状況としては
文系の「基礎」科目で理科的知識の薄い人は減らせるだろうな。
でも
理系の「入試に使わない科目の手抜き」は食い止められず
基礎学力の低下につながっていますが
学習指導要領の縛りじゃなく
入試科目数の少ない大学を受けたがる
入試に必要のない科目は欠点でさえなければいいや

っていう
高校生の姿勢にこそ問題、あるんすけどね。

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by gabefunyaa | 2016-06-29 20:30 | 教育談義 | Trackback | Comments(2)

なぜ教員採用試験一本なんだ?!

このニュース目にして、私が真っ先に思ったのがタイトルの事柄であります。


ABC・清水アナ教師転身へ 44歳“スポーツの顔”異例の挑戦
思い返せば、今のようにプロ野球に本格的にはまり込んだのは、
当時、35歳までという年齢制限の壁があって、
最後の年になったとき公立学校教員採用試験、かすりもせず
半ばやけになっていて、心の隙間にピタリとはまったのが
ファームの 野球観戦だったからなんですわ。

ええ、年齢制限は差別的だ、ってことで撤廃されるケースが多くなりましたが
もうねえ、
モチベーションが「公立学校の正規教員になる」ことに対しては続かなくなりまして
まあ、学校で生徒に関われて、
暮らせる程度の日銭が稼げればそれでいいや、
ということで今日に至っておるわけですよ。

学校教育現場の外からいる人から見たら、
批判の対象になったり、
あるいは妙な憧れの対象になったりするのでしょうが
ごく普通の、ただ・・・神経すり減らす職場であります。

入って3日で辞める人とか、2か月くらいでにっちもさっちもいかなくなってやめる人とか
精神科の医者からドクターストップがかかって休職する人とか
珍しくもなんともありません。
なので「非常勤講師」「常勤講師」の職は、
登録さえしていて条件があればいつでも(非正規でありますが)お声かかるんですわ(爆)

「甲子園で出会った監督の方々のように、思春期の生徒と本気で向き合いたい」と情熱を燃やしている。
ってのが、精神的に追い詰められちゃう人にありがちな理念だけに
妙に心配になってしまうのは私だけなんでしょうか。

それと、ちょうどこの44歳くらいってのは、私より一寸下で
採用抑制が行われていた年代であります。
(私のころは大量採用だった→だから補欠でも採用になったんだろなw)
それが何を意味するかというと、
年功序列の組織内では、
この年代の管理職候補が質・量ともに足りないってことです。
ええ、そんなところに民間企業での十分な経験のある人が入って来たら
本人が現場で生徒と触れ合いたいと思っていても
今の管理職としては「学校じゃない組織を知ってる」ことで
管理職登用試験の受験者として推薦したくなるんじゃないかなあと。

ABC・清水アナ教師転身に先輩三代澤アナがエール「挑戦に敬意」

挑戦はよいことでしょうが、
外からみるほど清らかな世界じゃござんせんことよ。

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by gabefunyaa | 2016-03-19 18:11 | 教育談義 | Trackback | Comments(4)

絶対この女性とは意見が合わんわ(笑)

息子を東大合格させた母「私は安倍総理のSPと一緒」〈AERA〉

うちの母親も、
もちろんその親も、
勉強するくらいなら家のことをやれ
という
昔ながらの百姓の家的価値観の下で育った人だったので
私もそうであります。
勉強ってのは
ある種の道楽なので
それをやるのと、家のことをやるんだったら、家のことをやるほうが優先順位が上と。

なのでこの人の
子どもたちは決してガリ勉タイプではない。中学、高校では部活動も楽しんだ。だがその裏で亮子さんが物事に優先順位をつけ、とことん面倒を見た。家の手伝いも学校の準備も、一切させなかった。

「家事の習得はいつでもできますが、勉強は頭の柔らかいうちのほうがより多く吸収できます。だから勉強する時間のほうを優先させてきました」


ってのは、
家のことも、
勉強のこともなめてる
なあ、と思っちゃうんですよ。

家事の習得、これ、小学生から中学生くらいにやらないとあとあと大変っすよ。
いまの男女共修の家庭科になってから、
おそらく、女子にとっての家庭科のレベルは落ちてるんスわ。
和洋裁一通り、高校卒業時にはなんとかわかる
料理だってそこそこ何とかなる
ってのを
私が高校のころには進学校であっても結構要求されてたのが
田舎の公立高校でしたからねえ。
高校の家庭科の副読本、今でも料理には使っております。
私は裁縫は苦手だったんでそっちのほうは廃棄しちゃってるんですが(笑)

勉強、ってのは頭が柔らかくてたくさん吸収した人が勝ちってもんじゃないです。
その頭に入れたネタをもとに何を考えられるか
自分にとっての新しい世界をどう広げられるか
、です。
正直、勉強の要領が一番よかったのは今振り返ってみると
20代半ばから30代いっぱいであって、どう考えても中学・高校の頃じゃないのでありますわ。


エネルギーが子どものほうに向く母親と、
まったくそっちに向かず「自分」のほうに向いちゃうある種失格の私では
絶対に分かり合えん気がしますな(笑)

まあ、
母という名の他者に
レール引かれちゃってることをどう本音のところでは思ってるんだか



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by gabefunyaa | 2015-07-19 18:23 | 教育談義 | Trackback | Comments(4)

大きな声では語られないリアル

格差社会で育った子どもたち 上と下、2人の人生

中高一貫の進学校の生徒さんや
私立大学の学生さんがよく
「海外の恵まれない子供たちのために学校を」
と言って街頭などで募金活動をしてるのを横目に見るたびに
むかっ腹が立ってしまう私であります。
そこにある格差を見てみぬふりしてるのか
格差があること自体が覆い隠されていることに鈍感なのか
ぶっちゃけ
同じように教育サービスを提供するなら
海外に提供するほうが少ない資金でやっているということなのか
とさえも思ってしまいます。

私や牛さんは
一昔ふた昔前の
収入がそんなに多くなくても
単純な学力検査で高得点が取れさえすれば
そこそこの学歴を手に入れることができた社会で成長しました。
公立小学校や公立中学校の時の同級生には
いまでいうところの「底辺」の人間も珍しくありませんでした。
所謂公立の進学高に入れたので
当たり前のように受験して4年制大学へ行くというルートに乗っかり
当時の同学年の学生たちの多くは
奨学金を借りたり、授業料減免を受けて国公立大学に通っていた
そんな時代でありました。

いま中高一貫に通い、さらに学校外教育費も費やせるような
そんな家庭環境を持つ子供たちに
「評判のいい」4年制大学の多くの入学定員は占有されてしまっています。
そういう子供たちは
世の中がどうなっているのか
自分から見ようとでもしない限り
日本に山のように貧困な子供たちがいることには気づかないのです。


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by gabefunyaa | 2015-01-14 21:08 | 教育談義 | Trackback | Comments(2)

ホワイトボードや電子黒板に慣れなきゃならんのか…

羽衣文具株式会社(公式HP)

黒板にチョーク、という古典的道具に慣れ親しんでいる私にとっては
これ、かなり衝撃的であります。

現在の職場では、羽衣文具の商品を使ってはいないものの
あちこちお世話になった中では結構利用しているところが多かったので
うわー、参ったなあ…
というのが正直な感想であります。

現在、後継者難そのほかで廃業を決定する中小企業が少なくありません。
アベノミクスの恩恵は
グローバル化に成功した大企業に止まり
一般庶民の生活を支えている
中小企業には(それがオンリーワンだろうが、ナンバーワンだろうが)
届いていない、ってことっすよね。

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by gabefunyaa | 2014-11-20 17:40 | 教育談義 | Trackback | Comments(0)

今に始まったことじゃない

<教員採用>心理テスト、受験生ら募る不信

かつて公立学校の教員採用試験受けた時に私が出会ったのは
このニュースに出てきている検査ではなくて
たしか作業検査(たぶんクレペリン検査)でした。
記憶があいまいなんですが
兵庫県を受けた時ではなかったので
東京都か愛知県の教員採用試験ということになります。

まあ、私にとっては衝撃であったのは
一次検査合格者の受ける健康診断の項目に
梅毒が含まれていた(初めの頃はあって、いつの間にか消えていた)こと
のほうだったんですけどね。

たしかに脳梅毒は業務に支障をきたしますけど、ねえ。

今じゃあ話題になるのは梅毒じゃないようですが
HIVに感染しているかどうかで合否を判断する
っていう試験のありかたはアカン、と考えれば
似たようなものでしょうか。


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by gabefunyaa | 2014-11-16 13:50 | 教育談義 | Trackback | Comments(0)

さもありなん

板書をスマホで撮影する大学生が増加 カンニング事例も続々

10年くらい前にケータイ電話の持ち込みが認められていた
(原則、授業中の使用は不可)の高校で授業担当していた時
試験範囲を板書したら
「写メっていいっすか?」

尋ねられたので
こりゃ、メモする能力がないんだろうし
情報共有に役立つので
「いいよ」と許可出したことありますんで
全然不思議には思わないのですが
手書きで適切に記録をとれない
っての
スマホというインフラ環境がなかったら仕事ができない
ってことに直結するので
卒業後はたいてい社会に出るであろう大学生としては
非常にまずいんじゃないでしょうか。

カンニング手段として
授業のデータ入れたスマホ利用
ってのは論外ですけどね


まあ、笑い話みたいですが
若手教職員にも
欠席連絡の電話を受ける
→ワードを立ち上げる
→ワードで文章を作成して出力
→伝える相手の机上に出力した文書を置く
ということを
やってる奴がいるくらいなんですよね。
(私は現場を見たことないんですが、目撃談を聞きました)
「手書きメモを作る力」をつけないといけないんでしょうねえ。

あ、ということは
ばかばかしいと思いつつも平常点資料作成のためにやっている
授業ノートのチェックは意味のある行動なのか!!

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by gabefunyaa | 2014-11-08 18:59 | 教育談義 | Trackback(1) | Comments(2)

かかるとかけるじゃ大違い

子どもの教育費、最低限でいくらかかるのか
この記事で
かかる!と強調されている大学なんですが
実は、授業料そのものは
20年ほど前と比較するとそんなに変わっていないところが大半
なんですわ。

おそらく子供の教育費を膨張させているのは
かかる(学校に在学し、支払う授業料そのほかの諸経費+交通費+生活費)
部分ではなく、
かける(学校外教育を利用し、支払う授業料そのほかの諸経費+交通費)
の方だと思います。

というのも
我が家には10代後半の息子が2人いるわけなんですが
一番金がかかっていたのは
保育所の保育料を払っていた時期
(認可園で2人で8万超えたこともあるし、つなぎの無認可だと10万かかってた)
公立小学校・中学校
(下は私学に入ったものの、なじめず辞めたので100万ほど捨てた計算になる)
現在公立高校
上は、公立高専の4年に進学するので
高校生にあった「公立高校の授業料相当分」の免除がなくなるんですが
それでも年間12万ほどだったのが25万程度になるだけ
世間様に比べれば、全然突っ込んでおりません。

これからかかる(上が終了後、自宅外の大学進学予定、
下は、おそらく国公立へは進学しないものと思われるので
私立でいいけど自宅通学可能な大学を勧めています)金額を考えると
ぞっとしますけど、ね。
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by gabefunyaa | 2014-03-25 18:24 | 教育談義 | Trackback | Comments(2)