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「数値」との付き合い方

原因は肥料? 愛知県産キャベツでもセシウム
税金と保険の情報サイト tax-hoken.com/news_aDztmzFS2…
4日に検査されたキャベツから7.86(誤差±6.64)ベクレル/kg、9日に検査されたキャベツからは10.25(誤差±8.71)ベクレル/kgが検出



今日読んだ朝日新聞によると
線量計の誤差(信用できるもの)は±15%の範囲内なんだそうです。
ひょっとしたら
書いている人は誤差のパーセントを書いてるつもりなのかもしれませんね。
ただ、この表記法だと、
誤差はパーセント表示ではなく、数値として読めるので
上のモノは84.48%の誤差
下のモノは85.00%の誤差
ということになってしまい全く信用できんわ!!
ということになってしまうのであります。

普通は 7.86±6.64なんて書いてあったら「測定やり直せや!!」と叱られます、ハイ。

有効数字の扱い、10のn乗の扱いってのに慣れてないと
何かと困ります。
なかなかそこまで頭が回らない大人も多いみたいなんですが
なんとか生徒さんたちにはわかってもらいたいなあ、と思っています。



この本、3・11以降必要になってきた放射線を出す物質との付き合い方
をわかりやすく述べています。
「気にする自由も気にしない自由もある」って部分がお気に入りです。

巻末の部分に数値の取り扱いが説明されております。



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by gabefunyaa | 2013-05-11 20:18 | 教育談義 | Trackback | Comments(0)

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