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逸材にスポットを

 このタイトルで 
 野球・大相撲好きの私が
 いまのシーズンに書くと 
 スポーツ選手の育成・発掘についてかな?と
 思われるかもしれないが
 全然違います。




 逸材にスポットを
 ということで
 千葉大学などでは 高校二年終了での飛び入学
 いくつかの大学では 学部三年終了で博士前期課程への進学
 分野によっては
 博士前期課程を1年で終え 博士後期課程すら二年で ということもあるようなのですが
 ちゃんと機能しているんでしょうか?
 一昔前の高校生に比べても
 上位の高校生は ほとんど変わりないのなら 機能するかもしれませんが
 下の方は もう 意欲・態度ともに  「お子ちゃま」です
 あれを 短い期間で
 結果を要求される 研究者の卵に育てるのは かなりの苦労を伴いますよ
 
 早い時期から やりたいこと 好きな事を仕事にしようという
 タイプの 就職力をつけさせる教育が好ましい とされているのですが
 これ
 逆に言えば
 俺には何の才能もないが・・・どうすりゃええん という若者を
 拡大再生産しているような気が しないでもないんですわ

 手っ取り早く 目立てて お金になる事が成功だと
 思っている若者に
 一生が長く のったりくらせるのは
 平均寿命を押し下げるような 病気の大流行や 内戦状態が無いからだ
 ということを
 もっと はっきり伝えないと まずいんでしょうな

 そして
 スポーツ分野や芸能人以外の
 社会を支えている 多くの才能を有する人々の実像にも
 もっと スポットを当ててほしいな と 思う今日この頃です
   
 

by gabefunyaa | 2005-07-21 10:31 | 教育談義 | Trackback | Comments(2)

Commented by blinkey at 2005-07-21 22:36
この記事は考えさせられることが多いですね。何の才能もない人間の拡大再生産のくだりは、それなりに納得できる部分もあります。しかしお手々つないでみんなで同時にゴール、という方向は絶対に好ましくないと思います。
また「才能」といったおおげさなものでなくても何の「適性」もない人間なんていないでしょうから、まさにおっしゃるとおり「社会を支えている 多くの才能を有する人々の実像にも もっと スポットを当ててほしいな」という部分が重要になってくると思います。
子供たちの将来なりたい職業が、スポーツ選手やタレント、ホリエモンのような転がし屋くらいしかないという一般的な認識を変えていくことが重要ですね。公務員が人気職業というのも、個人的には問題有りかとw
まめさんがこの記事で挙げている世代よりもさらに下の、小中学校での教育が本当に重要だと考えています。
個人的に教育ネタは興味あるので、何かあったらどんどん書いてくださいw
Commented by issie at 2005-07-21 23:27 x
コメントありがとうございました。んー、教育の対象である生徒も、ビジネス一直線という人から小学生程度の知能という人まで。。政府もゆとり教育を打ち出したり、学力が低下したら慌てて撤回したり。全体が混乱して無気力ですね。最低限、社会のルールぐらい教えてほしい気もしますが。。

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