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水のように

水のように 
器の形にしたがってさまざまに形を変え
熱し難く冷め難く
そして さまざまなものを そのうちに溶かしこむ
というのは なかなか 人間やその集団にはできない芸当だ




とくに
熱し難く冷め難く というのが
難しいのかもしれない

少し前の 若乃花・貴乃花がそろったころの
若貴に象徴される相撲のブーム
いまや 国技館はがらがら
相撲取りを志すのは 日本人ではなく
もっぱら諸外国の運動能力・肉体条件に恵まれた若者のみ。
新弟子検査の身長制限が意外なことに
野球のプロ志望者を対象とする入団テストよりも
緩やかであるにもかかわらず だ。
サッカーも 確実に固定ファンは獲得してはいるものの
Jリーグが登場した頃のブーム
そして【横浜騒動】フリューゲルスとマリノスの合併の悲劇が
今回の近鉄とブルーウェーブの合併の時に
「それではあかんのでは?」という反省材料として省みられることすら
無かったのだから。

今回の騒動を
「水に流して」野球界の発展のために・・・などと
虫の良いことを口にするオーナーたちには
熱し難く冷め難いその性質をもって
さまざまな生命をはぐぐんできた水のように
新規参入球団とともに さらに門戸を開くなんてこと
できるんでしょうかね? 
 
四国独立リーグ・・・気になります。
成功したら ますます既存のリーグのTV中継を見るヒト
減少して 放映権料頼みでは 球団経営 行き詰まりますよね。

by gabefunyaa | 2004-09-29 06:16 | 野球談義 | Trackback | Comments(0)

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